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絵に描いたようではないママ…

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誰もが心の中に、理想の子育て像を抱いています。女性は母親になると、そのイメージを理想とし、何としてもそこに近づこうとします。理想のママはいつも辛抱強く、笑顔で、子どもと楽しく遊び、そしていつでも、本当にいつでも、子育てを幸せに感じている――。そんな理想化されたイメージに反発が生まれるのも当然で、ここ数年、ポーランドや世界中のブログでは、まったく違う母親像が見られるようになりました。子育てに疲れてイライラし、子どもに画面を見せないようにという推奨を無視し、自分の時間をできるだけ確保しようとするママです。

現実はもっと複雑で、ママの毎日は白黒ではなく、少なくとも100色で描かれた絵のようなもの。「晴れの日もあれば雨の日もある」――子育ての日常をうまく言い表した言葉です。最初のうちは雨の日のほうが多いこともあります。雨ですらなく、晴れ間がまったく見えない、灰色の単調な秋冬のような天気が続くことも。ほぼ半数の女性がこうした気分の落ち込みを経験することを、覚えておいてください。それ自体は心配な状態ではありません。むしろ、後回しにされ、日々のルーティンに埋もれてしまった自分のニーズのサインです。ママの気分を改善するのにいちばん効果があるのは、同じような状況にあるほかの女性との交流であることが、統計からはっきりわかっています。お散歩に出かける、ママのグループを見つける、友だちとお茶をする――どれも日常的にできて、気分を上向かせるのにとても役立ちます。多くの街では、ベビーラップで抱っこするママたちの集まりも開かれています。どんなふうに抱っこするか、ママも赤ちゃんも快適に過ごせるのはどのベビーラップか、など、経験を交換できる絶好の機会です。毎日のルーティンに押しつぶされそうだと感じたら、それを打ち破る方法を探してみましょう。最初は、自分がうれしくなる小さなことでかまいません。朝10時までに着替えを済ませることだって、立派なルーティン破りなのです。

日々の生活に押しつぶされて、晴れ間への希望さえ見えなくなることもあります。それは何かがうまくいっていないというサインで、とくに気分の落ち込みが1か月以上続くなら、専門家の助けを求めたほうがいいでしょう。自己チェックには「エジンバラ産後うつ病質問票」が役立ちます(採点方法とあわせてインターネットでも見られます)。結果が気になるもので、自分の今の気分とも一致しているなら、専門家(精神科医、かかりつけ医、うつを専門とする心理士など)に相談しましょう。早ければ早いほどいいのです!受診したからといって、必ず薬が処方されるわけではありません。話をして、経過を見守るだけで十分なこともあります。薬による治療を受けながら母乳育児を続けられることも、知っておいてください。

理想の親の姿を心に描き、それに近づこうとするのは素晴らしいことです。子どもたちにはそれだけの価値があります。でも同時に、ブルーノ・ベテルハイムの言葉のとおり、私たちが努力していることは、もう十分によいのだということも忘れないでください。

この記事を書いてくれたのは、教育学者のヤゴダ・ケンジェルスカさんです。ありがとうございました!



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